新商品「すおうらんぷ」活用方法の提案“光”を生かしたイベントで利益30%アップ | よろず支援拠点全国本部

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新商品「すおうらんぷ」活用方法の提案“光”を生かしたイベントで利益30%アップ

公開日: / 都道府県:山口県 業種:サービス 課題: 売上拡大

有限会社レンタックス

代表者:藤井 一之(ふじい かずゆき)
住 所:山口県周南市今住町6番9号
連絡先:0834-22-5188

公開日:
都道府県:山口県/業種:サービス/課題:売上拡大

有限会社レンタックス

代表者:藤井 一之(ふじい かずゆき)
住 所:山口県周南市今住町6番9号
電 話:0834-22-5188

目次

  1. 新商品「すおうらんぷ」を活用したイベントで 新規顧客を開拓したいがPR方法がわからない
  2. 商品開発とプロモーション戦略に課題 補助金申請に対する苦手意識も
  3. 支援機関の補助金活用を提案 開発資金を得てランプの商品化に取り組む
  4. SNSを活用したPRでイベント大成功 利益が前年度より30%もアップ

新商品「すおうらんぷ」を活用したイベントで 新規顧客を開拓したいがPR方法がわからない

イベントの企画から備品レンタル、運営まで一体的に行っている相談者。業歴も長く経営は安定していたが、売上は横ばい。新規顧客を開拓できないかと悩んでいた。そこで、相談者は地元素材を活用したオイルランプ「すおうらんぷ」を開発。ブームとなっている夜のイベントを企画し、売上拡大を狙いたいと考えていた。しかし、企画のイメージはできているものの、どのようにPRし集客すれば良いかわからなかった。そうした中、徳山商工会議所から当拠点を紹介され、相談に訪れた。

商品開発とプロモーション戦略に課題 補助金申請に対する苦手意識も

「すおうらんぷ」の開発にあたり、地元素材を活用したランプ制作には、液体燃料の開発が必要であり、試作品開発のパートナー選定が必要であった。プロモーション戦略に関しては、すでに相談者が活用していたホームページ、Facebook、Instagramを有効利用することを検討していった。

支援機関の補助金活用を提案 開発資金を得てランプの商品化に取り組む

オイルランプ用の液体燃料開発には、連携関連施設である山口県産業技術センターに協力を依頼。安価で定量的に入手可能な液体燃料を探す中、江戸時代から鯨漁が盛んだった地元ならではの「鯨油」が採用された。デザインは、コスト削減と話題性アップを狙い地元の高専生に依頼をすることを提案した。PRには、ターゲット層とマッチするSNSを活用。連動してメディアに情報を拡散する「プレスリリース」の作成も支援しながら、定期的な情報発信を行った。一方で、開発のための資金調達は「やまぐち企業活力アップ補助金」に申請。補助金申請に苦手意識があった相談者をサポートしながら、無事に採択に至った。

SNSを活用したPRでイベント大成功 利益が前年度より30%もアップ

「すおうらんぷ」を使ったイベント「周南冬のツリーまつり」は、地元大学生の協力も得て見事に成功。SNSを活用したプロモーション戦略によって、地道にファンを増やしていった。補助金の活用で広告宣伝費のコスト削減もでき、同社の利益は前年度より30%アップを実現した。
また、相談者は「山口県ビジネスプランコンテスト」にも参加を決意。Coのアドバイスもあって特別賞を受賞。さらなる販路拡大に向け、引き合いも出てきている。

支援した拠点

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