顧客を呼び込むチラシへバージョンアップ 生徒数も増えて合格へ導く!
昭和62年10月創業。宇都宮市雀宮地区で学習塾「有備ゼミナール」を運営。同塾には小学部・中学部・高校部があり、映像授業などを駆使した指導を行う。これまで送り出した生徒数は1,000名を超え、国公立大学や有名私立大学・県内上位進学高校などへの進学者も多数輩出。
代表者:橋本 全市(はしもと ぜんいち)
住 所:〒321-0136 栃木県宇都宮市みどり野町14-17
連絡先:028-655-2454
同社は、制作コストを削減するために、社内でチラシを作成し、ポスティングなどで広報活動をしてきたが、期待通りの効果が出ずに悩んでいた。かねてから支援を担当していた当拠点COが、企業訪問した際に相談があり、当拠点にはデザイン担当COもいるため、一度相談してはどうかと提案。相談者は早速相談予約を行い、デザイン担当COが今後のチラシ作りに関する支援を行うこととなった。
同社では、生徒一人ひとりに、習熟度に応じた動画教材を用意した指導を行ったり、高校生に対しては授業風景を録画したものを生徒に提供、復習や相談しやすいよう個別サポートを実施するなど、特徴のある指導を行っている。そこで、COは、同塾の強みは「動画配信」と「個別指導」にあると判断。しかし、現状のチラシではその特長や強みが十分に表現されておらず、また、紙面いっぱいに平面的に多くの情報が掲載され、強調すべき点が定まっていないことが課題であった。これを踏まえ、①キャッチコピーとメインビジュアルで顧客の目を引き付ける、②紙面構成にメリハリをつける、③企業イメージに関わる店舗情報はしっかりと作りこむ、④新規顧客を呼び込めるような仕掛けをつくることに重点的にアドバイスを行った。
COは、設定した課題について相談者が頭の中で図案化しやすくなるよう、紙にイメージを書いてアドバイスを実施。また、同塾では冬期講習や新学期に向けてチラシの配布を計画していたことから、クオリティにこだわりすぎず、広報のタイミングを重視するようアドバイスした。これを踏まえ、相談者は、COが書いた手書き原稿をもとにデザインを作成し、広報のタイミングを遵守した。
当初、冬期講習チラシについては、専門業者へ直接制作をお願いすることとなっていたが、内容に関してあらかじめ相談者とCOで知恵を出し合いながら検討した。その結果、同塾の特長や強みが見えてくるチラシの効果で、生徒数は着実に増加した。今後はチラシに限らず、SNSやウェブサイトの活用により、多数の合格者をもつ、実績のある塾として、さらなる生徒数の確保を目指す。
チラシを広報するタイミングを何よりも重視しました。また、状況に応じて、社内で作成するものとプロに依頼するものとを使い分けながら、チラシのクオリティを担保することを進言しました。
COには、丁寧かつ親身に相談に乗っていただきました。自分たちだけでは気づかない視点や考えをご教授いただき、大変感謝しております。餅は餅屋と言われるように、その分野に精通された方にアドバイスいただいた方が良いと痛感しました。今後もよろしくお願いいたします。