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カイロプラクティックのDX 新サービス開発で売上3倍へ

令和4年創業の「八乙女カイロプラクティックジュニア専門院」では、主にジュニアスポーツ選手に向けた幅広い体のケアを行っている。院長は高校まで陸上競技に打ち込み、その後は25年間にわたってスポーツクラブに所属し、スイミングコーチを経験。その活動のなかで、姿勢の歪みからくる体の負担やケガによって大会直前に出場できなくなる選手を多く見てきた。こうした選手を救うために、カイロプラクティック院の開院を決意。創業前から当拠点に相談に来訪し、創業計画の策定を通じて創業を果たす。

公開日：2024.03.25　／　都道府県：宮城県　業種：サービス課題：売上拡大

八乙女カイロプラクティックジュニア専門院

代表者:石川詔喜
住所:〒981-3121 宮城県仙台市泉区上谷刈6-7-15 コートアイランド1-202
連絡先:022-765-2569
URL:https://yaotome-kairo.com/

公開日：2024.03.25
都道府県：宮城県／業種：サービス／課題：売上拡大

八乙女カイロプラクティックジュニア専門院

代表者:石川詔喜
住所:〒981-3121 宮城県仙台市泉区上谷刈6-7-15 コートアイランド1-202
連絡先:022-765-2569
URL:https://yaotome-kairo.com/

相談のきっかけ

創業の相談に続き、新事業の相談へ「姿勢改善のタブレットアプリ」の活用

相談者は、開業から半年経過したころ、所属するカイロプラクティック団体から「姿勢改善のタブレットアプリ」の利用促進を打診された。このアプリは、患者の姿勢の写真を数枚撮ると、アプリのAIが姿勢の良しあしを判断して診断・採点を行うもので、将来の体の歪みをモデルで表示したり、改善のためのエクササイズを提案したりする。相談者は、このアプリをどのように活用すると普及できるかを検討するため、創業時も相談した当拠点へ来訪した。

課題

相談者の強み×顧客層の特性で最高の成果を

COは、院長自身がもつ骨格や骨盤のゆがみを解消する施術力の高さに着目した。実は、院長自身も猫背が原因で頸椎の靭帯断裂と診断され、慢性的な肩こりや腰痛に悩まされながらも、効果的な治療方法がなくて悩み続けた経験から本施術にたどり着いたとのことであった。また、25年間にわたって競泳選手を育成してきた経験から、現在も小学校~高校までのジュニアスポーツ選手の患者が多く通っているという事実を把握。この顧客層はスマホやゲームによる猫背の症状が多いが、施術時に「体が歪んでいる」と伝えても、本人はどのように歪んでいるのかを理解しにくく、家庭でのメンテナンスや運動が継続せず、施術効果が限定的になり、来院が続かないという負の連鎖が発生していた。以上のことから、院長の強みを生かしながら、メイン顧客層であるジュニアスポーツ選手特有の問題を解決するために、このアプリを活用していくことを提案した。

支援内容

楽しく・わかりやすく・継続できる新サービス

新サービスのコンセプトは「タブレットを用いてゲーム感覚で楽しく体の歪みを改善する、デジタルジュニア世代向けの新しいカイロプラクティックサービス」。アプリで表示される姿勢スコアを、ゲームの主人公のステータス(能力値)に見立て、院長の提示するトレーニング(ミッション)をこなしてレベルアップするゲーム性を提案。また、友だちで競えるよう、スコアランキングを院内に掲示して展開を開始。サービス名を「シセイ・クエスト」として、開発をサポート。メディア向けのプレスリリース作成支援も実施した。