不利な立地の新店舗を満席に ネットのフル活用で認知拡大・集客に成功
福岡県飯塚市にて、就労継続支援B型事業所「自立支援センターかれん」「自立サポートセンターかれん」の運営を主とする福祉事業のほか、うどん・そば店「もとふじや by KAREN」などの飲食事業を展開している。令和4年12月に、飯塚市中心部から約10km離れた郊外でドッグラン併設の古民家風ガーデンカフェ「鹿毛馬(かけのうま)Cafe」を新規オープンした。
代表者:宮川 佳子
住 所:〒820‐1112 福岡県飯塚市鹿毛馬1760
連絡先:0948-43-9919
URL:https://38.mimoza.jp/
福岡県飯塚市にて、就労継続支援B型事業所「自立支援センターかれん」「自立サポートセンターかれん」の運営を主とする福祉事業のほか、うどん・そば店「もとふじや by KAREN」などの飲食事業を展開している。令和4年12月に、飯塚市中心部から約10km離れた郊外でドッグラン併設の古民家風ガーデンカフェ「鹿毛馬(かけのうま)Cafe」を新規オープンした。
代表者:宮川 佳子
住 所:〒820‐1112 福岡県飯塚市鹿毛馬1760
連絡先:0948-43-9919
URL:https://38.mimoza.jp/
相談者は令和4年、新規事業として飯塚市郊外でドッグラン併設の古民家風ガーデンカフェをオープンさせた。しかし、店舗の立地が幹線道路沿いではなく奥まった場所であること、看板も道路沿いには設置しておらず目立たないことから、通りがかりの顧客の来店を見込みにくい状態であった。ネット集客の必要性を感じた相談者がその方策を調べていたところ、当拠点のチラシを見て今回の相談に至った。
主軸の福祉事業はいわゆるBtoBであることから、相談者はネット集客の必要に迫られることはなかった。そのためネットを介した情報発信の経験がほとんどなく、COからSNSの種類の説明が必要なほどであった。当時は店の認知が広がっていない状況であり、まずは「店の存在を知ってもらう」ことが相談者にとっての最重要課題。また「わざわざ店に足を運ぶ理由になるメニュー開発」も課題であった。そのため、ネット対策とマスコミ対策に取り組み、同時にメニュー開発も行うことが重要であると考えた。当拠点では、専門分野をもつ10名以上のCOが、支援に参画することになった。
ネット対策はインスタグラム開設のほか、検索結果に店を表示させるための「グーグルビジネスプロフィール」登録、認知拡大につながる「食べログ」登録、既存顧客リピーター化に向けたLINE公式アカウントの開設を提案。ドッグラン併設計画に伴い、愛犬家向けのSEO対策も提案した。さらに、ホームページ制作のアドバイス後、念願のホームページを自力で作成した。マスコミ対策では、テレビ局ディレクターCOの支援でプレスリリースを発信。新メニュー開発には飲食店経営者COが携わり、同社運営のうどん・そば店のメニューを応用した。
SNSやグーグルマップ、LINE公式アカウントなどを積極的に活用した結果、集客に成功。新規顧客の7割がネット集客によるものとなった。また、プレスリリースによる広報支援でテレビ取材が入ったこともあり、来店指標も開業前の目標をクリア。夢であった「満席」も実現した。開発した新メニューも人気を呼び、既存店舗の在庫利用ができることから、利益が出やすい仕組みづくりにもつながった。
・こだわりが詰まった古民家カフェの魅力を伝える方法をアドバイス
・SNSへの苦手意識がある相談者へ丁寧に解説し、開設をサポート
・継続した発信のため、SNS投稿内容やSEOについて具体例を挙げて説明
新しい分野への進出で、今まで必要としなかったネット集客やブランディングなどへのチャレンジをよろず支援拠点にお手伝いいただき、数多くのお客様のご来店につながりました。今後はこだわりが詰まった店内やカフェメニュー、ドッグランの魅力を広く伝えて、何度もお越しいただけるお店を目指します。