森友 伸和 | よろず支援拠点全国本部

CCOの声

よろず支援拠点

チーフコーディネーター

森友 伸和

Moritomo Nobukazu

1998年9月 長崎県対馬で特産品を扱うビジネスを起業
2014年4月 福岡県よろず支援拠点 コーディネーター就任
2019年4月 鹿児島県よろず支援拠点 チーフコーディネーター就任

就任のきっかけ

26歳で起業し、順調に事業を拡大してきましたが、40歳の時に経営力の甘さから経営破綻を経験しました。
その後、福岡県よろず支援拠点のコーディネーターとして支援者に転じ、前述の経験をもとに「経営者に同じような失敗をさせない」という命題を自分自身に課し、相談者に寄り添う支援を行ってきました。
相談者の方の真剣な目を見ていると、自らも再チャレンジし、人間として進化してみたいとの思いが強まりました。
2019年4月に、縁あって自分の得意分野である食品の宝庫である鹿児島県のCCO職に選任され、今日に至っています。

仕事のポイント

各種の専門知識を持ったCOそれぞれの特性を把握し、異なる分野の専門家をまとめ、チームとして相談に対応できる体制(ワンチーム)を構築しています。
よろず支援拠点には、「売上を上げたい!」というご相談が多いですが、その具体的な出口戦略として、よろず新聞の発行、バイヤーマッチング商談会や、テストマーケティングの観点から試験販売を行える先との個別マッチング等も行っています。また、地域の皆様に、よりご活用いただくための仕組みづくりとして「女子会(女性経営者向けの催事)」「テレビ電話システムを活用した相談会」等にも取り組んでいます。
あわせて、よろず支援拠点だけでなく、商工会、商工会議所、金融機関等、様々な支援機関と連携し、地域全体で中小企業・小規模事業者を支えるための連携構築を行うことも重要なミッションです。

やりがいを感じること

プレイヤーとしての相談対応はもちろんのこと、鹿児島県よろず支援拠点の舵取り・レベルアップを担うマネージャーとして、支援機関との関係づくりに注力して多方面から強力な支援を得ることができた時や、 CO全員で相談者を増やす企画に挑戦して数値目標を達成できた時の感動は一人のコンサルタントとしての活動だけでは得られないものだと感じています。