「農家ならでは」を考慮 労働条件を整理し 職場環境を改善 | よろず支援拠点全国本部

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「農家ならでは」を考慮 労働条件を整理し 職場環境を改善

公開日: / 都道府県:山梨県 業種:農業・漁業・林業 課題: 人手不足対応

豊國園

代表者:代表 秋山 晴英
住 所:〒405-0013 山梨県山梨市鴨居寺410
連絡先:(0553)22-0371

公開日:
都道府県:山梨県/業種:農業・漁業・林業/課題:人手不足対応

豊國園

代表者:代表 秋山 晴英
住 所:〒405-0013 山梨県山梨市鴨居寺410
連絡先:(0553)22-0371

目次

  1. 相談のきっかけ
  2. 支援の流れ
  3. 支援成果と今後の展望

相談のきっかけ

果物専業のエコファーマー認定農家

桃・ぶどう・キウイフルーツなど果物の生産と販売を行う、山梨で五代続く専業農家。ECサイトやイベントでの生産果実の販売のほか、自家栽培ブドウを材料にしたワインの販売も行っている。従業員を初めて雇用することになり、継続勤務してもらうためにも、労働条件の整備を行い、一般の職場に近づけたいと相談に訪れた。

支援の流れ

支援成果と今後の展望

従業員の有給休暇取得率の向上促進を達成
作業の効率化、事故の低減にも効果

就業規則を整備し働き方を説明することで、従業員の有給休暇取得率の向上につながった。また、作業改善や安全意識も就業規則内で規定し、作業の効率化と軽微な事故の低減にもつながっている。将来的に従業員が独立した時には協力しあい、「地域農業のホワイト化」を推進したい。

事例を振り返って

農業という業種柄、生産物の育成や収穫時期などの要素により、月によって労働時間が変動する。この変動が報酬に影響しない給与体系を作成するほか、時間外労働を割り増しにするなどの工夫により、一般企業に近づけたいという相談者の思いを反映できるよう心掛けた。

相談者の声

一般企業と比較して繁閑の差が大きい農業のメリット・デメリットをふまえた労働条件策定につながった。就業規則は従業員の労働時間や休暇に対する意識向上、服務規律を活用した教育にも役立っている。

支援した拠点

山梨県よろず支援拠点

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