需要・売上低下を懸念 新商品開発を通じ 経営力と認知度向上
代表者:代表取締役 中山 義誠
住 所:〒680-0841 鳥取県鳥取市吉方温泉2-511
連絡先:(0857)22-2355
京都で修業した先々代が昭和8年に創業した鳥取の和菓子店。数々の受賞歴ももつ。直営店2店のほか、JR鳥取駅など市内に複数の売場を展開。相談者は事業を承継した3人。和菓子需要の低迷に伴う将来の売上低下を懸念し、当拠点を訪れた。経営力アップと店の知名度向上を目指し、鳥取らしい新商品開発に取り組むことにした。
新商品「砂CUBE」は、構想から約1年で商品化。原価計算や品質、価格設定、PR方法などを共に議論し、相談者らが主体的に取り組めるようにした。手土産として好評で、発売20日で売上30万円を達成。今後は策定した経営計画に基づき、販路開拓や内部管理の強化を進める。
若い相談者らが自信をもてる取り組みから着手するようにした。既存商品の刷新を経て、伝統の技術を生かした新商品開発を実現できた。情報の共有化や、プレスリリースへの助言など、取り組み実行の後押しに注力した。
良い新商品を作ることができた。助言に従ってプレスリリースでアピール。メディアに取り上げられ、売上と認知度の向上につながり、自信にもなった。