従業員の高齢化から技術承継、生産性向上が必要に<br>企業の魅力をPRし、若手社員3名の雇用に成功 | 中小企業・小規模事業者のための経営相談所 よろず支援拠点

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企業の魅力をPRし、若手社員3名の雇用に成功

従業員の高齢化から技術承継、生産性向上が必要に
企業の魅力をPRし、若手社員3名の雇用に成功

公開日: / 都道府県:京都府 業種:製造 課題: 売上拡大

株式会社波多野製作所

代表者:波多野 隆史(はたの たかし)
住 所:京都府綾部市鷹栖町東田仲14
電 話:0773-46-0019

公開日:
都道府県:京都府/業種:製造/課題:売上拡大

株式会社波多野製作所

代表者:波多野 隆史(はたの たかし)
住 所:京都府綾部市鷹栖町東田仲14
電 話:0773-46-0019

目次

  1. 生産を支えている従業員の高齢化 人材採用で技術の承継、生産性向上に取り組みたい
  2. 採用希望者が「ここで働きたい!」と思うような 企業としての魅力をPRすることが課題
  3. 自社の求める人材像を明確にして、 HPの作成や、地道な営業活動でPRすることを提案
  4. 地道な営業活動が実を結び、若手社員3名を採用 今後の事業展開に向けて社内体制が整った

生産を支えている従業員の高齢化 人材採用で技術の承継、生産性向上に取り組みたい

高度成長期には大量生産品であったネジも、現在では多品種小ロット化。同社もOEM生産で受注しているが、時代とともに多品種小ロットに加え短納期が求められるようになり、現場改善の必要性が生じていた。相談者は代表に就任以来10年以上現場改善に取り組み、従業員の多能工化と多台持ちで、何とかお客様の要望に対応できるところまでこぎ着けた。
しかし、生産を支えている従業員は17名中、50歳以上が13名(うち6名が70代)を占めており、生産性に陰りが見え始め、退職による人手不足も想定される。受注が増えていくと、生産体制が早晩崩れてしまうのは明らかであった。そこで、相談者は今後の事業展開に向け、人材を採用し技術の承継、生産性向上に取り組むべく、当拠点へ相談に訪れた。

採用希望者が「ここで働きたい!」と思うような 企業としての魅力をPRすることが課題

 

Coが外部環境を確認すると、近隣には大規模工業団地があり、同じく人手不足が続く中堅中小企業が何社か入っている。それらの会社から好条件を提示され、転職する従業員も出てきており、さらに人手不足に拍車を掛けていた。しかし、そうした中堅中小企業並みの給与や労働条件を提示することは難しい。そこでCoは、人材採用に向けては給与や労働条件ではなく、「採用希望者が“ここで働きたい!”と思うような企業としての魅力をPRしていくこと」が課題とした。

自社の求める人材像を明確にして、 HPの作成や、地道な営業活動でPRすることを提案

Coはまず相談者がどのような人材を必要としているか明確にすることを提案。相談者は、京都府知事認証を取得した「知恵の経営報告書」なども活用し、自社の成長戦略やチームで行うものづくりの魅力を整理。また、Coは整理された条件を広くPRするよう「HPの作成」と「行政や学校への営業活動」を提案。相談者はそれを受けHPを作成。金融機関や商工会議所から情報提供のあった就職フェア等にも参加し20~30代の採用に向け情報収集に乗り出した。商工会議所、金融機関、京都府、あらゆる案内に目を通し、可能性があれば出向くなど地道な営業活動を行った。

地道な営業活動が実を結び、若手社員3名を採用 今後の事業展開に向けて社内体制が整った

HPの作成や地道な営業活動が実を結び、行政が主催する「人材確保マッチング交流会」で登壇する機会を得、15名の参加者を前に求める人材像や、自社の取組みなどをPRした。結果、若手社員3名(20~30代)の採用が決定。昨年12月より現場でネジ作りに取り組んでいる。また採用した若手社員3名それぞれにベテラン従業員を専属のメンター(お世話係)として配置し、技術承継を行い、チームとして受け入れ態勢を整えた。結果、人員増による生産性向上にも寄与。今後の事業展開に向けて社内体制が整った。

支援した拠点

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