目的を明確にした広告デザインで広告制作費8割削減 リピート率の改善で売上・利益アップ | よろず支援拠点全国本部

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目的を明確にした広告デザインで広告制作費8割削減 リピート率の改善で売上・利益アップ

平成24年2月に開院した接骨院。地域密着型で営業を続け、保険適用施術のほか、全身の筋肉調整や骨盤矯正などの自費施術も提供している。令和3年にリニューアルを行い、今後は地域貢献活動も実施していく。

公開日: / 都道府県:愛知県 業種:医療・福祉 課題: 売上拡大

深見接骨院

代表者:深見 勇介(ふかみ ゆうすけ)
住 所:〒441-8023 愛知県豊橋市八通町10
連絡先:0532-31-8288

平成24年2月に開院した接骨院。地域密着型で営業を続け、保険適用施術のほか、全身の筋肉調整や骨盤矯正などの自費施術も提供している。令和3年にリニューアルを行い、今後は地域貢献活動も実施していく。

公開日:
都道府県:愛知県/業種:医療・福祉/課題:売上拡大

深見接骨院

代表者:深見 勇介(ふかみ ゆうすけ)
住 所:〒441-8023 愛知県豊橋市八通町10
連絡先:0532-31-8288

目次

  1. 相談のきっかけ
    広告デザインの相談
  2. 現状分析・課題設定
    認知度、集客力、リピート率アップが課題
  3. 提案・実行支援
    顧客アンケートを実施し、広告の肝となる訴求ポイントを見出す
  4. 支援成果と今後の展望
    広告制作費8割削減、リピート率22%アップ

相談のきっかけ
広告デザインの相談

相談のきっかけは蒲郡信用金庫からの紹介。同院を紹介する広告デザインについての助言依頼であった。同院は、リニューアルオープンに伴いA4三折りパンフレットの広告制作を検討していた。相談者自らがラフイメージを起こしたが、パンフレットの色目やデザイン、コピー、訴求ポイントなど記載内容について具体的なアドバイスが必要であった。

現状分析・課題設定
認知度、集客力、リピート率アップが課題

広告の目的とシチュエーションによって最適なデザインや訴求ポイントは異なるため、はじめにCOは、同院が広告で得たい成果を確認。相談者とヒアリングした結果、「まだ同院を知らない見込み客からの認知度アップ」を目的とした。また、パンフレットの見た目だけでなく、相談者自身がうまく言語化できていなかった経営課題そのものを見いだし、売上目標に対して集客が不足している点や、リピート率の改善という課題を見いだした。

提案・実行支援
顧客アンケートを実施し、広告の肝となる訴求ポイントを見出す

同院の強みを明確にし、広告の訴求ポイントを探るべく、顧客アンケートの実施を提案。顧客に対し1週間で100件のアンケートを集め、分析した結果「効果がある」、「スタッフの対応が丁寧」、「セルフケアの方法を教えてくれて助かる」といった声が多く、特に評価の高かった40代女性をターゲットに新規顧客開拓を行うこととした。「生活の質(QOL)の向上を目指す施術」をテーマに掲げ、広告の訴求ポイントとした。また、リピート率の改善のために細かなオペレーションの見直しを行い、スタッフとロールプレイングを行うことを提案。同院が今まで以上に顧客に寄り添う対応を心がけることで、リピート来院につながる提案を行った。

支援成果と今後の展望
広告制作費8割削減、リピート率22%アップ

目的が明確になり、広告制作の方向性が定まったことにより、デザイナーに具体的な指示を出すことができた。また、印刷業者へ制作を一任するのではなく、クラウドソーシングを活用したデザイナーへの発注、印刷通販の利用など、新たな販売促進物制作の方法を実践した結果、想定予算から8割のコストダウンにつながった。なお、新規顧客のリピート率は、リニューアル以前は64%であったのに対し、直近では86%に改善。令和2年10月には過去4年間で最高の売上・利益を達成した。

事例を振り返って

新たな施策や投資を行うには、まず何より得たい成果と目的の明確化が重要だと伝えました。相談者に対しヒアリングによる深掘りにより、本質的な課題を明確にした上で、相談者とCOで課題の背景をすり合わせすることに留意しました。結果、根本となる課題を発見し解決策を提案できました。

相談者の声

COのアドバイスのおかげで、自信をもってお客様と接することができるようになり、経営体質は着実に良くなってきています。「個別の悩みを解決する施術」を心がけることにより、コミュニケーションの質も向上し、お客様との信頼関係の積み上げが着実なリピート率向上につながっています。

支援した拠点

愛知県よろず支援拠点

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