行動分析学の考えを取り入れ 評価制度を整備 新規採用にも効果
代表者:代表取締役 熊谷 雄一
住 所:〒395-0303 長野県下伊那郡阿智村駒場608-3
連絡先:(0265)43-2208
昭和45年創業の機器メーカー。医療機器や食品製造機器など、幅広い分野の機械をOEM・ODMで受注、一貫生産を行う。会社のミッションとバリューを行動指針に落とし込む作業を行う中で、人事制度を整備したいと考えた。従業員全員の成長と挑戦を促し、現場の士気を上げ、求める人物像の採用にもつながる制度にしたいと、相談に訪れた。
会社からの評価や期待が従業員へと伝わり、感謝の気持ちから恩返ししたいと行動・成長する従業員が出てきた。評価が昇給と連動し現場の士気も向上。「従業員が従業員を連れてくる」流れができ、基幹技術者を含む5名の新規採用も実現した。結果、社内生産稼働率も300%向上。さらなる好循環を目指す。
当初より、相談者・幹部の一体感と従業員からの信頼を感じており、人事の仕組みが機能していると予測。それを生かし、さらに発展させることに注力した。具体的な支援の際は、フローチャートや図を多用し、複雑な課題を「見える化」できるよう心掛けた。
評価制度が定着し、従業員が活躍できる場所を自ら探し始めたことを実感している。従業員の将来をいかに幸せにしていくかを基に、一人一人捉え方・考え方の違う個人に向き合い、分かりやすく真摯に説明する大切さに気付くことができた。