伴走型支援で生まれた県下でも珍しい低糖質スイーツ店 連日売り切れ状態が続く | よろず支援拠点全国本部

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伴走型支援で生まれた県下でも珍しい低糖質スイーツ店 連日売り切れ状態が続く

県下でも珍しい低糖質スイーツ&パンの専門店。全商品について糖質を5g以下(一般の同様な商品に比べて1/10以下)に抑えている。目の錯視と同様、味にも錯覚があることを利用し、砂糖を使用せずに甘味を実現。「錯味を利用して味を引き立たせることもできる」と語る店主は、日々新商品の開発に取り組む。

公開日: / 都道府県:山梨県 業種:小売 課題: 売上拡大

クローバーズ・キッチン

代表者:代表 野中 さちこ(のなか さちこ)
住 所:〒400-0828 山梨県甲府市青葉町3-12
連絡先:070-1382-6600

県下でも珍しい低糖質スイーツ&パンの専門店。全商品について糖質を5g以下(一般の同様な商品に比べて1/10以下)に抑えている。目の錯視と同様、味にも錯覚があることを利用し、砂糖を使用せずに甘味を実現。「錯味を利用して味を引き立たせることもできる」と語る店主は、日々新商品の開発に取り組む。

公開日:
都道府県:山梨県/業種:小売/課題:売上拡大

クローバーズ・キッチン

代表者:代表 野中 さちこ(のなか さちこ)
住 所:〒400-0828 山梨県甲府市青葉町3-12
連絡先:070-1382-6600

目次

  1. 相談のきっかけ
    商品には自信も事業化に不安 COの一言で開業決断
  2. 現状分析・課題設定
    拠点の伴走支援で専門店オープンを目指す
  3. 提案・実行支援
    店舗のオープンから事業の拡大まで相談者の悩みに応える
  4. 支援成果と今後の展望
    連日「売れ切れました」の看板 製造効率を上げ多くの人に商品を届けたい

相談のきっかけ
商品には自信も事業化に不安 COの一言で開業決断

相談者は2018年の信用保証協会主催の創業塾に参加したことをきっかけに、当拠点のCOと知り合った。相談者の製造する低糖質スイーツは非常に質が高いが、なかなか自信が持てず、事業化に踏み切れないでいた。そこでCOが、「大丈夫です。私達がサポートしますよ」と進言し、当拠点の支援を受けながら、開業を目指すことになった。

現状分析・課題設定
拠点の伴走支援で専門店オープンを目指す

相談者の「糖質制限者向けに、美味しい低糖質ケーキを提供したい」という想いは強く、それを実現するための確かな舌と腕を持っていた。COは、県下で提供されている低糖質スイーツはあくまで店の一メニューでしかないことを確認。専門店として開業することで、低糖質スイーツの需要を取り込めると判断した。事業計画書の作成や運転資金確保など、開業に必要な準備を伴走支援することにした。

提案・実行支援
店舗のオープンから事業の拡大まで相談者の悩みに応える

COは相談者の悩みに対して、その都度、判断材料や方向性を提示していった。具体的には事業計画をブラッシュアップすることから始まり、設備投資・運転資金確保のための助成金情報提供・申請支援、店舗レイアウトの相談や広報活動についてなど。時には専門分野のCOも加わり、支援を行った。さらに、屋号や商標登録については知財総合支援窓口を紹介するなど、地域の他支援機関とも連携して、開業をサポートした。

支援成果と今後の展望
連日「売れ切れました」の看板 製造効率を上げ多くの人に商品を届けたい

支援の結果、資金調達の一助となる金融機関の地方創生助成金を獲得し、予定どおり店をオープン。相談者の研究熱心な新商品開発や、フェイスブックでの情報発信も功を奏し、マスコミからの取材を受けることができた。それがさらに話題を呼んで、オープンから一年経過しても連日売り切れ状態が続いている。今後はさらに多くの人に低糖質商品を提供できるよう、製造効率向上を検討したいと考えている。

事例を振り返って

相談者の想いをよく聴き、その想いを実現できる最良の判断材料や情報を提示するように努めた。また、相談内容によってはその分野を専門とするCOを加えたチーム相談対応を行い、最適な助言、情報提供ができるよう配慮した。

相談者の声

創業塾に参加したときにはお店を開いて低糖質スイーツやパンをお客様に提供し、ほぼ連日「売り切れました」の看板を出すようになるとは思ってもいませんでした。今、クローバーズ・キッチンがあるのはよろず支援拠点や支援機関の皆様のおかげだと思っています。

支援した拠点

山梨県よろず支援拠点

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