念願の再オープンも資金繰り悪化で苦戦 資金安定で意欲向上
代表者:徳重 亜喜代
住 所:〒640-8151 和歌山県和歌山市屋形町4-15-1
連絡先:(073)427-3456
平成15年に、相談者の夫がそば屋「そば切り徳」を創業。順調に営業を続けていたが、体調不良により平成27年に閉店。体調が回復し、夫が厨房、相談者が接客を行う現在のスタイルで平成29年に再オープンした。以前は相談者が外で働き、収入を得ていたが、再オープン後は事業に専念。売上不振で、資金繰りが悪化したため、相談に訪れた。
公的金融機関から運転資金を調達し、資金繰りを改善。「お客様に愛される店づくり」を考えられるようになった。今後も丁寧な接客とそば打ちを継続し、あわせて事業の安定化をはかっていく。5年後に平成30年比200%以上の売上を目指す。
現状のままでは、借入返済のために新たな借入が発生し、負のスパイラルに陥る可能性があった。「COが協力して支援する」と伝え、相談者の理解を得た上で、具体的な課題解決策を提示・支援することで、相談者の行動につながった。
再オープン後、売上が伸びず、後先を考えずに高利の借入に頼ってしまっていた。支援で資金繰りが改善し、夫婦で「お客様に愛される店づくりをしよう」と前向きに取り組む気持ちがもてた。