バラ園の存続をかけクラウドファンディング活用で事業再構築 | よろず支援拠点全国本部

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バラ園の存続をかけクラウドファンディング活用で事業再構築

宮崎県内の大手企業が保有している公園「こどものくに」に併設されているバラ園の管理を行う事業者。令和4年度まで、年間管理委託料を受け取り、代表の源氏(相談者)とスタッフ2名の3名体制で、バラの管理や施設内の植栽整備を行ってきた。

公開日: / 都道府県:宮崎県 業種:建設 課題: 事業再構築

花植屋 草色

代表者:源 香
住 所:〒880-2102 宮崎県宮崎市大字有田2416-1
連絡先:090-7532-7508
URL:https://ameblo.jp/kusairo6911/

宮崎県内の大手企業が保有している公園「こどものくに」に併設されているバラ園の管理を行う事業者。令和4年度まで、年間管理委託料を受け取り、代表の源氏(相談者)とスタッフ2名の3名体制で、バラの管理や施設内の植栽整備を行ってきた。

公開日:
都道府県:宮崎県/業種:建設/課題:事業再構築

花植屋 草色

代表者:源 香
住 所:〒880-2102 宮崎県宮崎市大字有田2416-1
連絡先:090-7532-7508
URL:https://ameblo.jp/kusairo6911/

目次

  1. 相談のきっかけ
  2. 課題
  3. 支援内容
  4. 支援の成果

相談のきっかけ

委託料減額でバラ園の委託運営の継続を思案

相談者はガーデナーとして、観光名所・宮崎市青島地区にある公園「こどものくに」併設のバラ園の管理を、所有者から受託。相談者は管理委託料から管理に必要な諸経費(苗・肥料代、人件費)を捻出して運営してきた。そうしたなか、所有者は、新型コロナウイルス感染症の影響などを理由に、令和5年度からの管理委託料の減額を相談者に交渉。今後バラ園を存続させるべきか悩み、今回の相談に至った。

課題

持続可能な運営体制の構築と事業計画の立案が課題

所有者は経費削減のため、年間管理委託料を従来の半額とすることを相談者に打診。その代わりにバラ園内の施設(建物など)を相談者が自由に活用できる契約に変更したい旨の提案があった。こうした背景から、COは今後の課題を「持続可能な収益源の確保(管理委託料以外の売上の柱を構築)」「運営可能な収支計画を中心とした事業計画の立案」の2点と捉えた。相談者へのヒアリングの結果、課題解決にはこれまでの業務委託を受けるだけのプル型営業から、施設の集客を行い園を運営するプッシュ型営業への転換が急務と判断。営業体制の刷新に向けた支援に着手した。

支援内容

クラウドファンディングとPR施策を提案

COは、管理委託料(BtoBチャネル)だけではなく、一般来場者(BtoCチャネル)からも収益を確保するための方法を模索。長年遊園地として親しまれた「こどものくに」とともに宮崎県民になじみ深い施設であることや、これまでPRが十分に行われてこなかった現状を踏まえ、クラウドファンディングによってバラ園の社会的意義や存続の必要性を宮崎県民に問いかけ、プロジェクト支援を募って当面の運営資金を確保することを提案した。さらに、入場料や物販収益の増加につながるPR施策についてもアドバイスを行った。

支援の成果

約516万円の調達に成功し、イベントで収益性も向上

クラウドファンディングでは、300万円の目標を大きく上回る約516万円の調達に成功。地元テレビ局や新聞社などから取材を受けて認知度も高まり、同時期に行った「春のバラ祭り」では、入場料や物販売上などで500万円以上の売上を達成。持続的に運営できる収益源を確保し、スタッフも正規雇用に転換できた。今後もスポンサー制度推進やイベント開催、法人設立などによる経営基盤の強化を進めていく。

事例を振り返って

・バラ園が宮崎県民にとってなじみ深い施設であることに着目

・収益性だけでなく、バラ園がもつ社会性にも目を向けて支援策を模索

・ネットで支援やファンを集める「クラウドファンディング」の活用を提案

相談者の声

クラウドファンディングに挑戦にしたのは、ここ数年の私たちの取組によるバラ園の進化・成長を知ってほしいという思いも強くあったからです。プロジェクトのページにアクセスできる二次元バーコード入りの名刺を作り、来園者一人ひとりに配布。メディア取材もあり、宮崎市民をはじめ多くの方に知っていただくきっかけになりました。今後はバラ園に関わってくださる方を増やし、「みんなの庭」として育みたいと思います。

支援した拠点

宮崎県よろず支援拠点

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