聴覚障害を乗り越え 創業した経験を 広報活動に生かす | よろず支援拠点全国本部

TOP全国の支援事例聴覚障害を乗り越え 創業した経験を 広報活動に生かす

聴覚障害を乗り越え 創業した経験を 広報活動に生かす

公開日: / 都道府県:三重県 業種:建設 課題: 売上拡大

株式会社若松社寺

代表者:代表取締役 渡辺 健太
住 所:〒511-0009 三重県桑名市桑名625-8-DP702
連絡先:(0594)73-1996

公開日:
都道府県:三重県/業種:建設/課題:売上拡大

株式会社若松社寺

代表者:代表取締役 渡辺 健太
住 所:〒511-0009 三重県桑名市桑名625-8-DP702
連絡先:(0594)73-1996

目次

  1. 相談のきっかけ
  2. 支援の流れ
  3. 支援成果と今後の展望

相談のきっかけ

創業したての神社仏閣専門建設会社

令和元年7月に創業した神社仏閣専門の建設会社。宮大工として勤務していた渡辺氏は、平成28年に桑名商工会議所の創業塾を受講した。平成30年から、後世に残る建物を自らがつくるため、独立を目指して当拠点に相談に訪れた。相談者である渡辺氏は聴覚障害があり不安を抱えていたが、ハンディを乗り越えて創業した。その後、創業直後の知名度がなく、営業活動に苦労していた時期には、相談者自身の経験が、世の中に希望を与える「強み」になると助言し、広報活動に生かすサポートをすることになった。

支援の流れ

支援成果と今後の展望

創業直後にもかかわらず、大型受注と仕入先確保
今後も積極的に広報活動を実施

当初は知名度がなく、営業に苦労したが、多数のメディアに報じられることで、知名度が向上した。相談者自身の積極的な営業活動もあり、確かな技術と経験が認知され、大口の仕事を前金で受注し、仕入先も確保できた。今後もメディアの取材が続く見込み。さらなる知名度向上と受注拡大が期待できる。

事例を振り返って

相談者は口の動きの読み取りで相手の話を理解し、音声もほぼ正確に発することができたが、COは誤解が生じないように、丁寧なコミュニケーションを心掛けた。相談者は障害によってビジネスに支障をきたさないか不安があったが、対応方法などを一緒に考え励ました。障害を乗り越え起業した経験は、人に勇気や希望を与えると考え、しっかり説明し納得していただいた上で、広報活動に取り入れた。

相談者の声

宮大工として努力し、障害は仕事と関係ないと思ってきた。COに、個性で強みにもなり、人に勇気や希望を与えると説得された。記事掲載後は自身のことを良く知ってもらえることで、仕事がやりやすくなった。創業前後の不安な時は、いつも励まされた。

支援した拠点

三重県よろず支援拠点

関連記事