老舗らしさを生かした魅力的な売場づくりで前年同月比売上200%アップ | よろず支援拠点全国本部

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老舗らしさを生かした魅力的な売場づくりで前年同月比売上200%アップ

公開日: / 都道府県:鹿児島県 業種:小売 課題: 売上拡大

有限会社島田屋(屋号:肉の名門 島田屋本店)

代表者:島田 秀樹(しまだ ひでき)
住 所:鹿児島県鹿児島市上本町15-9
連絡先:099-226-2088

公開日:
都道府県:鹿児島県/業種:小売/課題:売上拡大

有限会社島田屋(屋号:肉の名門 島田屋本店)

代表者:島田 秀樹(しまだ ひでき)
住 所:鹿児島県鹿児島市上本町15-9
電 話:099-226-2088

目次

  1. 老朽化に伴う店舗改装で “町のお肉屋さん”からの脱却を図りたい
  2. 屋号「肉の名門」に見合った店づくりと 購買意欲を高める顧客動線の設定が課題
  3. 高級感漂う店舗外装デザインへのリニューアルと 回遊できるレイアウトで伴走販売方式への変更を提案
  4. オープン初日から長蛇の列 前年同月比売上200%アップを達成

老朽化に伴う店舗改装で “町のお肉屋さん”からの脱却を図りたい

老舗ゆえに老朽化が進んだ店舗の改装を検討していた相談者。いわゆる“町のお肉屋さん”の対面販売方式から脱却したいという想いや、リニューアルイメージはあるものの、具体的な計画に進めずにいた。そのような中、当拠点が主催するセミナーを受講。その際にマーケティングや店舗改善などに詳しいCoの存在を知り、具体的な方策について相談したいと当拠点を訪れた。

屋号「肉の名門」に見合った店づくりと 購買意欲を高める顧客動線の設定が課題

Coは、代表と相談者(柳瀨浩之営業部長)から、従来のお店のあり方や、消費者への思い、今後のビジョンや構想についてヒアリングを実施。実際の売場も下見を行った。その結果、「“肉の名門”と掲げた屋号と老朽化した店舗に大きなギャップがある」、「加工食品や惣菜の魅力が伝わりにくい什器・売場となっている」という2点が改装にあたっての問題点であると分析。そこでCoは、「“屋号”に見合った店づくり」と「購買意欲を高める顧客動線の設定」が課題とした。

高級感漂う店舗外装デザインへのリニューアルと 回遊できるレイアウトで伴走販売方式への変更を提案

Coは、従来の対面販売方式から、お客様と一緒に店内を回って接客できる伴走販売方式への変更を提案。売場中央に来店者の目を引く品物を陳列し、それを中心に回遊できるレイアウトや、購買意欲を高める動線をアドバイスした。これを受け、相談者は店内レイアウトを変更。肉加工品→精肉→惣菜という動線をスタッフ内で共有し、新しい接客スタイルを確立していった。さらに、店舗外装も「肉の名門」にふさわしくリニューアル。高級日本料理店のような印象を与える焼き木格子が並ぶ外装へと変貌を遂げた。

オープン初日から長蛇の列 前年同月比売上200%アップを達成

リニューアルによる洗練された内外装は完成間近から、口コミなどでも自然に広がっていった。その効果もあり、グランドオープン当日は想定以上の盛況ぶりで、用意していた整理券100枚が開店前の10分で配布完了、追加で配布が必要となった。売場の商品も完売となり、創業以来の盛況ぶりに相談者も驚きを隠せなかった。好調な滑り出しにより、前年同月比売上200%UPという華々しいオープニングを飾ることができた。

支援した拠点

鹿児島県よろず支援拠点

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