従業員との関係性を大切に シフト管理を見直し ITツール導入で適正化 | よろず支援拠点全国本部

TOP全国の支援事例従業員との関係性を大切に シフト管理を見直し ITツール導入で適正化

従業員との関係性を大切に シフト管理を見直し ITツール導入で適正化

公開日: / 都道府県:岩手県 業種:宿泊・飲食 課題: IT活用

株式会社永岡温泉

代表者:髙橋 宏哉
住 所:〒029-4504 岩手県胆沢郡金ヶ崎町永沢石持沢6-284
連絡先:(0197)44-3420

公開日:
都道府県:岩手県/業種:宿泊・飲食/課題:IT活用

株式会社永岡温泉

代表者:髙橋 宏哉
住 所:〒029-4504 岩手県胆沢郡金ヶ崎町永沢石持沢6-284
連絡先:(0197)44-3420

目次

  1. 相談のきっかけ
  2. 支援の流れ
  3. 支援成果と今後の展望

相談のきっかけ

40年以上にわたり地域に親しまれる温泉旅館

昭和53年に地域住民が出資し営業を開始。平成21年には隣接するゴルフ倶楽部の飲食部門を引き受け地域の温泉旅館として運営している。現在は40名近い従業員を抱えるが、売上高に対する人件費率の高さという問題を解消したいと、佐々木支配人が相談者として訪れた。

支援の流れ

支援成果と今後の展望

管理方法の見直しで人件費を年間400万円削減
マルチタスク化の推進でさらなる生産性向上を目指す

当拠点とともに作成した「シフト人数自動計算ツール」を運用し、集客に合わせた人員配置とシフト作成を行うことで、前年比年間400万円ほどの人件費削減を実現した。現場の意識も少しずつ変わり、他部門の業務ヘルプを自主的に行う従業員が出始めた。今後も従業員のマルチタスク化を通じて、生産性向上を推進したい。

事例を振り返って

長年地域に密着した事業を行い、従業員も地元の方が多いため、管理方法の見直しによる人間関係への影響も懸念された。そのため、「従業員の削減」ではなく、「時間の調整、適正化」を主眼に支援した。また、シフト作成業務の経験に乏しい相談者が一歩を踏み出すための運用面でのサポートを、特に重視した。

相談者の声

一人ではシフト管理改善へ動くことはできなかった。自分の手の届かない部分をサポートしてもらいとても助かった。今後も支援内容を継続的に運用し、地域と従業員に愛される温泉旅館を目指したい。

支援した拠点

岩手県よろず支援拠点

関連記事