目玉料理をウリにしたセットメニュー開発と
地域情報誌等を活用したPR活動で安定的な創業達成
Ludique（ルディック）
代表者:松本 大史（まつもと だいし）
住 所:石川県金沢市久安6-185-1-2
連絡先:076-255-7728
目次
- 調理スキルには自信があるが店舗運営経験がない 創業に向け総合的な相談をしたい
- 客単価向上のためのメニュー開発と 認知度向上に向けた地域内外へのPR活動が課題
- セットメニューを中心としたランチメニューの充実と 地域情報誌や食べログなどを活用したPR活動を提案
- ランチメニューを中心にしたPR戦略が奏功し 3か月で売上目標比130％を達成
調理スキルには自信があるが店舗運営経験がない 創業に向け総合的な相談をしたい
フランス料理店を中心として、様々な業態の飲食店を経験し、20年以上にわたり料理の腕を磨いてきた相談者。その調理スキルを生かし、飲食店を創業したいと思うようになった。まずは地元の野々市市商工会に相談し、資金調達をはじめ店舗のコンセプト等アドバイスを受けていた。しかし、相談者は調理スキルには自信があるものの店舗運営の経験は今までなく、創業に向け何をしたらよいか全体像もわからない。また、創業後の事業展開にも不安を抱えていた。そこで、創業に向け総合的な相談をしたいと、商工会指導員とともに当拠点へ来訪した。
客単価向上のためのメニュー開発と 認知度向上に向けた地域内外へのPR活動が課題
Coが確認したところ、商工会指導員のアドバイスにより資金調達の目途は立っていた。そこで、Coは店舗運営に向け行うべき取組みに絞って行うべきことを整理。創業を予定している物件は、居抜きで客数は最大20席程度しか取れない。席数、客単価、回転数を考えると、売上の確保には客単価を上げる必要があることを確認。また、一方で周辺環境を見ると、繁華街からは離れており閑静な住宅地で競合店も少ない。認知度が上がり、利用客を呼び込むことができれば安定した売上が見込めると分析。そこからCoは、創業に向けて「客単価を向上できるメニュー開発」と「認知度向上に向けた地域内外への積極的なPR活動」の2つを課題とした。
セットメニューを中心としたランチメニューの充実と 地域情報誌や食べログなどを活用したPR活動を提案
Coは全体的な方針として、まずは比較的客を呼び込みやすいランチメニューを充実させることを提案。認知度を向上させながら、徐々にディナーにも力を入れていくことを提案。メニュー開発に向けては、相談者は比較的安価な「トリュフオムレツ」をメインメニューにしたいという想いが強かった。その想いを受け、オムレツの高級感を生かしたセットメニューの開発を提案。特に利用客のニーズに応じ価格帯を変えたセットを用意し、満足度も高めながら客単価を上げることを提案した。相談者は提案を受け、価格帯を変えた4種類のセットメニューを考案。PR活動に関しては、相談者が検討していたポスティングに追加して、地域情報誌を活用した無料広告掲載や食べログ・HPによるPRを提案。
ランチメニューを中心にしたPR戦略が奏功し 3か月で売上目標比130％を達成
Coの提案を受け、ランチメニューを中心にPRした結果、目玉料理のトリュフオムレツが話題となり、ランチは毎日ほぼ満席。利用客のニーズに合わせた価格帯の違うセットメニューにより、客単価も予想を上回り大幅アップ。地元のTV番組への露出と口コミもあり、オープンから3か月後には、売上目標比130％を達成。安定的な創業ができた。
