見える化の徹底と、 ITシステムの導入で 労働生産性増を達成
酒どころ山形県で、昭和24年から小売酒販店向けの地酒問屋を営む。近年のECサイトの立ち上げによる発信力向上もあり、県外へも商圏を拡大。しかし、昔ながらの手作業による作業効率の悪さに限界を感じ、効率化を目的としたシステム構築について相談に訪れた。
業務フローの分析・整理を行った上で、ITシステム導入を提案。その結果、ミスのない在庫管理や、商品ピッキング対応時間の短縮が実現。またシステムとの連動で在庫の見える化を行い、仕入体制が整い、売上総利益率が向上、労働生産性は前年比7%増を達成した。全国の酒販店へ向けた地酒発注システムを中心に、さらなる新規顧客獲得に取り組んでいる。
相談者の話をじっくり傾聴し課題を共有。一連の支援の進捗管理を相談者と共に行いながら、従業員へも課題認識を促してモチベーション向上につなげた。
経営課題についても一緒に考えてくれて、目に見える形で業務効率化が実現した。元気の出る前向きなアドバイスと指導が大きな自信になった。いっそうの生産性向上と顧客開拓に向けて努力したい。