畜産から果樹栽培へ 設備投資と販売促進で 利益増と経営安定へ | よろず支援拠点全国本部

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畜産から果樹栽培へ 設備投資と販売促進で 利益増と経営安定へ

公開日: / 都道府県:滋賀県 業種:農業・漁業・林業 課題: 事業承継 経営改善・事業再生

公開日:
都道府県:滋賀県/業種:農業・漁業・林業/課題:事業承継 経営改善・事業再生

目次

  1. 相談のきっかけ
  2. 支援の流れ
  3. 支援成果と今後の展望

相談のきっかけ

滋賀県で高級ブドウを独自栽培する農園

昭和40年に近江八幡市大中地区で稲作を開始。減反政策により畜産農家に転じた後、平成3年の牛肉自由化をきっかけに、ブドウを中心とした果樹と畜産の複合経営となった。相談者は、将来の事業承継を予定している取締役。今後の畜産を巡る厳しい状況を予想し、どのような経営状態で事業を引き継げば良いかと考え、当拠点を訪れた。

支援の流れ

支援成果と今後の展望

生産性向上と販売促進を実施
生産量拡大×ブランド化で利益改善へ

新規設備投資により、4年後にブドウの生産量が倍増する見通し。高級ブランドブドウとしての認知が広まれば、生産量増加と利益率向上により利益率が大幅に改善し、経営の安定化が期待できる。今後は、事業承継に向けて、事業承継計画表の作成などを視野に入れている。

事例を振り返って

複合経営からブドウ栽培へのシフトを基本方針に、栽培拡大と高級ブドウのブランド化を進めた。相談者は、滋賀県の若手農業者のリーダー的存在。農業に対する熱い思いに接し、ぜひ役に立ちたいと支援策を検討し、お互いが納得するまで十分対話するよう心掛けた。

相談者の声

事業の課題や将来性を俯瞰し、伸ばすものと守るものについて相談できた。各種助成金制度のほか、経営・マーケティング・事業承継等、さまざまな角度から意見をもらい、バランスのとれた経営が可能になった。

支援した拠点

滋賀県よろず支援拠点

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